★★★ トラウマ統合療法 ★★★



      ★トラウマ統合療法       


私たちは本来、ゆるぎのない輝きを持って生まれて来ています。



この輝きは私たちから一生消えることはありません。



しかし、子どもの頃の出来事や過去からの経験によって、心が傷つき

その「傷」を放置したまま癒さずにいると、

次第に、本来の輝きの周りにまるでスモッグのようにその影響が取り巻いて、

輝きが表に現れなくなってしまいます。



そうなると、人生からよろこびも隠され、

ありのままの自分の人生を生きることが出来なくなります。



実は、この輝きを取り戻すことは、なにも難しいことではありません。



これからの時代、この「傷」を(少しでも)癒していくことで、

あなたの人生の流れが、すぐに驚くほどよりよく変わっていきます。




ホリスティック・セラピー研究所では、「傷」を癒して統合することで、生まれながら持ってきたあなた本来の輝きを取り戻すサポートをさせていただきます。


輝きを取り戻し、ほんとうの自分になると、深い安心感を感じながら、人生はあなたが望む通りのものとなっていきます。


当研究所では、独自の方法により、その方にあったスピードで無理なくやさしく着実にアプローチさせていただいております。


自分に向き合い、自分のほんとうの人生を生きたいと思われる方は、どうぞご連絡下さいませ。 



 
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トラウマ統合療法


 料金 

◆ トラウマ統合療法  ---  120分  13000円


セッションを受けられた方には、日常でのネガティブな思いがぬぐえない時の対処法や自分の観念に気づく方法、自分を癒す方法なども説明した小冊子「トラウマ統合療法 セッションの手引き」(46ページ)を差し上げます。
 
★  時間延長の場合の延長料金は、15分につき1000円です。(最大延長30分)
ただし、初回につきましては、延長料金は頂いておりません。
 
キャンセルの場合には、セッション日の前日と当日につきましてはキャンセル料が発生します。前日50%、当日100%です。ご了承の程よろしくお願いいたします。ただし、やむを得ない理由がある場合には、この限りではありません。 



営業日・時間


時間枠 @10:00〜 A13:00〜 B16:00〜

定休日 月曜、火曜日

完全予約制



お問合せ・連絡先


ホリスティック・セラピー研究所

セッション場所
岡山県岡山市南区の岡山市サウスビレッジ近辺
セッション確定時に住所はお伝えいたします。
住居兼事務所ですので、このような形をとらせて頂いています。
ご了承下さいませ。


一般電話 086−250−6817
携帯電話 090−2863−8287  
※セッション中など電話に出られないことがありますので、
その場合にはメッセージを残して頂ければ、
折り返しご連絡させて頂きます。
 どうぞ、よろしくお願いいたします。

Eメール info@holistic-ti.com 
時に、メールがうまく受信できない時があるようです。
いただいたメールには、必ず返信をさせていただいておりますので、
もしも、数日経っても返事がない時には、
大変お手数をおかけしますが、
もう一度、メールをお送り頂くか、お電話を頂けますよう
どうぞ、よろしくお願いいたします。
 





以下のような状態の方は、ご連絡時に必ずお知らせ下さい。
現在、心療内科に通院中の方。
薬物やアルコールを長期間、摂取している方、摂取したことがある方。
  幼少期より、家庭内で親や家族間の争いが多かった方。   

※以下のような状況の方は、トラウマ統合療法に適合しにくい方です。
    今現在、重大な問題を抱えられている方で、安全な場所と感じるところに住まわれていない方(重大な問題の原因となっているその相手と一緒に暮らされている方)。  
    強度の不安神経症と診断された方。   
    かなり小さい時から、頻繁に虐待行為を受けた方。    
    「自分は苦しいことに耐えて、強くなければならない」 という思いを手放してはいけないと強く思っている方。  
    年齢が18歳以下の方。   
    自分の積極的な意志で受けようとしていない方。  





      インナーチャイルド療法体験       

若い頃私は、ごく普通に生活を営んでいましたが、自分自身への価値観がけっこう低い人間でした。(その頃はそれがあまりわかっていませんでしたが・・・)それから、なぜかがっちりした男らしい雰囲気の体育会系の男性がどこか苦手で、そのような人の前に行くと萎縮したり気後れするところがあって、これは自分がおかしくて弱いのかもしれないとなんとなく思っていました。原因として思い当たることも感じてみましたが、わかりませんでした。



そんな思いも年齢を重ねるごとに徐々に軽くはなっていましたが、どこかで取り切れないところがありました。そしてある時、なぜそう思っていたのか、なぜそんな感覚を感じていたのかその原因がはっきりとわかり、まだ残っていたその思いと感覚がほとんど消えてしまいました。



それが、インナーチャイルドセラピスト養成講座を受けた時の生徒同士の実習の時でした。その中で、私の場合、なぜだか胎児の頃の自分が出てきたので、不思議に感じながらも、その子に向き合いました。いきなり胎児の自分が勝手に出てくることはほとんどないのですが、私の場合は出てきました。後で書いていますが、そこにはやはり理由があったのです。



目をつむって何となく浮かんでくるイメージを待っていると、体を曲げ、手足も曲げたあの胎児の格好をした自分自身が浮かんできて、その自分の体の中で感じている感覚が出てきました。感覚はなんとなくそんな感覚がするという感じなのですが、伝わるものは明らかに色々と伝わってきました。



そして、おなかの外を感じてみるとびっくりしました。なんと、父親が右斜め前にいて、私が生まれてくるのを喜んでくれているのが、疑いもなくはっきりと、その父の方から伝わってきたのでした。



それを感じたとたんに、涙がたくさん出てきました。父が喜んでいてくれたことがなんだかとってもうれしかったのです。ひとしきり涙を流したあと急に、頭の先から足の先まで何かが解けて流れていく感覚が出始めました。



しばらくそれを味わい、その後目を開けると、とっても心地よくしあわせな感じに包まれていました。なぜか、「自分はもう自由なんだ!」という思いが後から後からおなかの底から湧いてきました。



それともう一つ不思議な感覚もありました。この実習では床に横になって受けていたのですが、私の上の方から強い光が降りてきて、床に体が沈み込んでいくぐらいのエネルギーを感じました。その後、光を浴びながら体がおなかの辺りを軸にして回転する感覚もリアルに感じました。



この体験をしてから、すべてのことがうれしく、未来が360度開いた感覚で、心の底から自由な感覚が出て来ました。これが実習の1回目の短い時間の中で起こりました。



そして、なんでここを癒すことで、ずっと持ってきたものが取れたのかを感じてみました。思い当たったのは、大人になってから母から教えてもらったことです。



『お前、今だから言うけどおなかの中にいるときに堕そうと思ったことがあるんだよ。手術台まで上がったがどうしても産みたくて帰ってきたんだよ』と。実は、堕そうということになった原因は父だったようです。
(ただ父の名誉のためにも。父も積極的に堕すことを決めたわけでありません。不可抗力の要因でした)だから、その父から生まれてくるのを喜んでもらえていることがとってもうれしくて、いらない子のように感じていた無価値感が消えたのでした。



妊娠されているお母様方。そして、これから子どもを産みたいと思っている女性の皆様。

子どもはおなかの中でちゃ〜んと聞いていますよ。胎教はとても有効な手段です。おなかの子にしっかり声をかけてあげて下さいね。「来てくれてありがとう。大好きだよ」と、いっぱいいっぱい声をかけてあげてください。



この父は、私が3歳の時に亡くなりました。小さかったので顔も覚えていません。だから、大きくなっても自分の中に父という存在がまったくありませんでした。1%の存在もなく0%だとずっと感じていましたが、特に悲しいこともまったくなく、知らないからそんなものだと思っていました。



それから、胎児のチャイルドを癒した後のある時、(人にセッションを行うようになったことで、やり方やその感覚がしっかりと分かったので)自分一人でチャイルドを癒してみようとイメージをしていきました。



父を亡くした3歳の頃の自分に会おうと思ったのです。3歳のチャイルドが出て来てくれたので、その子に向き合って手を握ってあげました。意識を集中すると、その子から伝わってきたものにとても驚きました。それは、「お父さん大好き!もっと触れあってもらいたかった!」でした。



子供の頃から大人になるまで、自分の顕在意識ではそんな風に思ったことが一度もなかったので、とてもびっくりすると共に、そう感じているチャイルドを抱きしめてあげました。しばらく、たくさんの涙が出ました。「そうか。そう感じていたんだね。さみしかったね」としっかりその子を抱きしめてあげました。



するとまた、とっても驚くことが伝わってきたのです。それは、『お兄ちゃんがいるから、僕なんていいや』というチャイルドの言葉でした。それがリアルに伝わってきたのです。この思いこそ、それまで一度も脳裏をかすめたことすらなくて、こんな思いがあったんだと衝撃を受けました。



その子をしばらく感じていてわかったことは、「父に兄は大事にされていたが自分は大事にされなかった。父から大事にされなかった自分は、自分のどこかが悪いんだ。父から大事にされないそんな自分には価値がない。価値のない自分はいらない子。そんな自分は嫌い」・・・と。



そうやって3歳の自分が自分の価値観を無くして、自分を嫌いになっていったのが手に取るようにわかりました。これが、心の奥深くに隠されていた無価値感を感じる原因だったのです。



やっと見つけてあげたその子を大人の自分も嫌いだったはずなのに、その子の奥にあった「悲しい」という感情が伝わってくると、自然に強い共感が起こり、いても立ってもいられなくなり、その子をしっかりと抱きしめ受け入れてあげて、「大人の自分が見つけてあげたよ。見つけてあげたからもうこれからはどんな時もず〜っと一緒だよ。もう一人じゃないよ。大人の自分は、あなたのことが大好きだよ。とっても愛おしい大切な子だよ」と心からの思いをいっぱい伝えてあげました。そうすると、その子はとっても喜んで満たされたのです。



(子どもは、親から受け入れられなかったと感じた時には、例外なくみんな、『自分が悪い』と思います。これが子どもの反応パターンなのです。たとえ絶対にその子は悪くない状況でも、子どもは必ず「自分のせいだ」と思い込みます。心の奥底にこの『自分が悪い』を残していると、その人は無意識のうちに、自分がしあわせになることを選択しなくなり、驚くことにしあわせにならないように行動しはじめるのです。)



そして、もう一つびっくりしたことがあります。この子に会うことで、体育会系の人がなぜ苦手だったのかがはじめてわかりました。それは、父は社会人野球の県内でも有名な選手だったので体育会系の人でした。



その子が体育会系のその父から受け入れてもらえなくて自分の価値観を無くしていったので、体育会系の感じの人を見ると、その人に父をダブらせて投影していたのです。だから、体育会系の人の前にいると無意識に、父の前で感じていたのと同じように自分への無価値感が出て萎縮や気後れをしていたのがはっきりとわかりました。



とても興味深いことに、そんな思いも持った原因の3歳のチャイルドを癒してあげると、私の中にまだ少し残っていた体育会系の人への苦手意識がまったくなくなってしまったのです。それをなくそうと何かをしたわけではないのに、過去の自分を受け入れて癒していくことで勝手に消えてしまいました。



(セッションではこのような感じで、対人関係・人間関係も努力するわけではないのに、自然に楽に対応できるようになります。また、心の影響からきている身体の不調でしたら、心のトラウマを癒していくことで治ってしまうこともあります。何年来何十年来持っているぜんそくや偏頭痛などが結果的に直ってしまう人もおられます。)



私自身のこの経験から、人は顕在意識で感じているものと潜在意識で感じているものが、いかに違っているのかが、身をもってわかりました。そう。「頭の言い分」と「心の言い分」は違うのです。頭ではまったく感じていなかったことが、心の深くにアプローチをするといっぱい出てきます。これはセッションに当たらせていただいている中でずっと経験してきたことです。



人は、そんな頭では忘れているような過去の出来事に、下手をすると死ぬまで影響されてしまいます。



過去として終わっているはずのことが、「心」には、その時の『感情』が処理されずに未消化のまま残ってしまいます。そして、「脳」には、その時の『感覚』がそのまま残ってしまいます。出来事は完全に過去に終わってしまいましたが、『感覚』と『感情』は寸分違わずその当時のそのまんまの状態で「脳」と「心」の奥深くに残ってしまいます。



それは、ほとんどの場合、子どもの頃の親との関係からはじまります。



見ないように心の奥に抑圧していたその時の思い・感情が出てくれば、その思いがよく伝わってきてわかるので、たとえ嫌いなチャイルド(自分自身)であったとしても、まったく自然に受け入れて愛してあげることができます。というか、自然にそうしたくてしようがなくなります。



セラピストはクライアントさんが自分の思い、感情を感じられるように安全に流れをつくりさえすれば、クライアントさんは自分で自分自身を癒して、受け入れて、愛することが自然にできはじめます。



私の仕事は、クライアントさんが自分の心に向き合うのをお手伝いすることだけです。そうすれば、その人は自然に自分で自分自身を慈しみ、愛することができるようになります。



自分が自分を見てあげなければ、そうしなければ、人は真の意味で自分自身にはなれないのですから・・・。



それができると、自己との同調が図られ、自分の内側のとても深い部分と繋がれるようになります。そこは本来持って生まれてきたゆるぎのない「魂の輝き」があり、繋がると直感力、精神性、霊性が飛躍的に上がって、本来の私たちの姿に立ち帰りやすくなります。



一人でも多くの方が、本来の輝き(ほんとうの自分)を取り戻されますことをお祈りいたします。




      ★トラウマ統合療法について       

『ちょっとイメージしてみてください。』

子どもさんがおられる方でしたら、あなたの子どもが赤ちゃんの頃を思い出してみてください。子どもさんのおられない方は、周りで見た赤ちゃんをイメージしてみてください。



『その赤ちゃんはどんな表情をしているでしょうか?』

たいてい、安心してスヤスヤ眠っている寝顔やニコニコよろこんでいる笑顔が浮かんでくると思います。  



そんな風に、誰もがみんな、赤ちゃんの頃は周りにすべてをゆだねた純粋無垢なまるで天使のような存在でした。でも大人になるにつれて、ほとんどの人がこのような生まれ持ってきた本来の純粋さを失ってしまいます。



では、『どうしてそれをなくしてしまうのでしょうか?』



それは、成長してゆく過程の中のどこかの時点で、なくしてしまうような何かの出来事があったからです。それは、ほとんどの場合、心が傷つく様々な体験を重ねていくことが原因となります。




そして、一番はじめに持つ心の傷は、赤ちゃんの頃からすべてをゆだねてきた親(特に母親)との関係の中で負ってしまいます。


幼少期のどの時点で傷を負うかは人により様々ですが、赤ちゃんの時から命を維持していくための世話をすべてしてくれて守ってくれていたはずの母親から、その子の心が満足するようなやり方ではない安心と安らぎを感じられない行為や態度、表情や言葉づかいをされることほど、子どもの心に大きな影響と深い傷を与えるものはありません。



それを大きくなっていくうちに、きちんと「つらかった」「悲しかった」と表現をしたり、たくさん感じて解放できたり、何らかの方法でその時に負った傷を解消できた人は、傷からの影響を受けませんが、その時の感情を抑圧して解放できずに傷を残したままの人は、気づかないうちにもそこから強い影響を受けはじめます。



こうした心の傷=トラウマは、虐待を受けたような大変な家庭に育った人だけに影響するものだと思って、自分には関係のない特別なことと思われている人は多いと思います。しかし、一見何にも問題のないようなどこにでもある普通の家庭環境の中で育った人たちの心の中にも実は隠れているのです。



たとえば一例にすぎませんが、私がこの仕事について一番驚いた事例でいえば、両親が共働きをしていた家庭に育った人たちが、まるで虐待のあった家庭に育った人と同じような深いトラウマを負っていることでした。(ただし、すべての人がそうであったわけではありません)



この人たちの両親は、みんな家族思いのやさしい人で、子どもにも気を配ってくれますが、特にお母さんは働いているので、仕事と家事でいつも忙しくしています。子どもは、お母さんは自分にやさしくて愛情を持ってくれていることがわかっていますが、それだけに、手をかけて迷惑をかけないようにと、学校から帰ってさみしくても、たわいのないおしゃべりをして思いを聞いてもらうことも我慢します。



子どもがそうしていると、親はこの子は手のかからない、何でも自分一人で出来る大丈夫な「いい子」と勘違いして、そのように扱いはじめます。そうされた子どもは、ますます期待に応えようと「いい子」をやります。



でも、それが長い間続くと、頭では親の手をかけてはいけないから、自分で何でも処理をすることが極々当然で当たり前で何でもないことと思っていても、心の奥には「深いさみしさ」や「自分は親に頼ることなく我慢しないといけない」という思いがあるので、自分を出せなくなり、完全に「いい子」を演じるようになってしまいます。


大人になったこの子たちは、大丈夫だと思われて手をかけて教えてもらうことも少なかったので、わからないながらも一人で出来ることは出来ますが、それがほんとうに正しいことか、正解であるのかがわかりません。すると、大人になってからも、周りから見るとちゃんと出来ていても、その人の中では正しくちゃんと出来ているのかどうかわからず、いつも自信がなく不安を感じるようになる人が多いです。



そして、いつも周りばかりを気にして、自分を後回しにし、何かに没頭することもできず、いつも冷静でさめていて、物事をまったく楽しむことができなくなります。激しい場合には、「自分が誰だかわからない」という人もおられます。



この場合の生きづらさの原因は、心の底に押し込めてしまった「ほんとうはずっとさみしかった」という感情なのです。事例をあげていくと切りがありませんが、このように人はそれぞれの家庭環境で、それぞれの感情を気づかないうちに抱え、トラウマを深めていきます。



心は見えない器といえますので、処理しなかった感情は心の中にそのまますべて溜め込まれていきます。過去の感情は、感じていって、解放することできれいに消えていきます。余程うまくやらない限り忘れようとしてそこから逃げたり、隠しても、心の器の中にはたまったままなので、ずっと昔に終わったはずの過去の「感覚」や「感情」に引っ張られ続けてしまいます。



ネガティブな感情は、処理しなければ、心の中にそのままの状態で蓄積していき、いつまでも残ります。



器にたまっていることがわかったら、ただ捨てていけばいいのです。でも、とても大変なのは、トラウマの体験が小さい頃から始まってしまうと、「悲しい」、「つらい」と感じていても、その感情を直視してしまうと家がとても苦しい場所になってしまうので、感情に気づかないようにしてしまうことです。



それを続けるうちに、それがごく普通の当たり前のことになって、傷ついたことさえわからなくなっていきます。それが普通だと思っていたから、心の奥には深い傷があるのに、それに気づいていない人がとても多いです。



また、「傷ついてつらい、悲しい」と表現すると、さらに親から嫌われてしまうと思い心にフタをして感情を麻痺させていく人もいます。あるいは先程の例のように、親も忙しくて余裕がなくて大変なことがわかって、親に迷惑をかけないために感情を抑えはじめる人もいます。



これらの思いの一番底にある根源的な感情を簡潔に表現すると、「親から愛してもらえなくて、とても悲しい」というネガティブな感情です。



人間に共通するトラウマは、この「愛されなくて、悲しい」という感情です。これが抑圧されて心の奥に残ってしまい、この思いを感じるのが怖くて、もう傷つかないようにするために生きてしまうことが、人が生きづらさを感じる最大の原因なのです。



多くの人が「アダルト・チルドレン」と聞くと、まるで病気のように思って、一部の人のことだと考えていますが、実は世の中のほとんどの人が程度の差こそあれ、広義の意味でアダルト・チルドレンだといえます。



なぜなら、家庭環境で何もなかった人はほとんどいなくて、多くの人が自分では気づいていないだけで、心という見えない器に「愛されなくて、悲しい」を中心とした子どもの頃からのネガティブな感情を溜め込んできて感情の解放をせず、そのために過去のその時と同じ身の守り方や反応の仕方、物事のとらえ方、役割、思い込み、観念などをそのまま持ち続けているからです。



トラウマ統合療法では、まずはじめに、このように自分がどんな感情、思い、観念を残してきているのかに気づき、それを解放していきます。さらに説明をしていきましょう。



今現在のあなたの思い込みや観念は、両親や家族との関係、言動から子どもの頃に潜在意識に刷り込まれています。


例えば、人生論的な本のほとんどには「自分を愛しなさい」と書かれていますが、親からしっかり愛されたという経験のない人の心の奥底には、「自分は愛される価値がない」という、ネガティブな思い込み、観念があります。このような環境の元で育った人は、自分が嫌いになってしまいます。



自分に対してこのような思い込みを持っている人は、いくら自分を愛そうとしてもうまくできません。それは愛情をもらったと感じた経験がないから、自分を愛するという考え方ややり方はわからなくて、愛するということ自体もどういう感じなのかわからないのです。



とても悲しいことですが、自分を愛することのできない親は、自分の子どもであってもその子をうまく愛することができません。親から自分が満足するようなやり方で愛情をもらえなかった子は、自分が親になっても子どもにうまく愛情を与えられません。



当然のことに、愛情はあるのですが、自分がもらっていないのでどう表現していいのかがわからないのです。こうやって、トラウマの連鎖は世代間を代々と伝わってしまいます。



トラウマとは、ほんとうに悲しいすれ違いなのです。



トラウマ統合療法では、クライアントさんが見ても大丈夫と感じる原因のその年齢と出来事にアプローチします。ゆっくりと、インナーチャイルド(客観的にイメージした子どもの頃の自分)から伝わってくる思いを感じてあげます。すると、無意識のうちに抑え込んでいた様々な思いにまったく自然に気づきはじめます。「さみしい」、「つらい」、「悲しい」、「腹が立つ」、「きらい」、「わかってほしい」・・・などなど。



人間の意識が顕在意識と潜在意識の二つに分かれるように、人の思いも一つではなく、頭の思いと心の思いの二つに分かれます。私はこれを「頭の言い分」と「心の言い分」という言葉で表現しています。



今まで頭の中には、頭の言い分がいっぱい詰まっていました。「頭の言い分」とは、「ねばならない」、「するべき」、「した方がいい」などの自分が傷つかないようにするための観念や思い込み、役割の自分からの言い分です。逆に、心の中には、「さみしかった」、「悲しい」、「あれがやりたい」、「これはいやだ」などのあるがままに感じている自分である「心の言い分」があります。



ほとんどの人は、実は、「頭の言い分」と「心の言い分」が違っていて一致していません。「頭の言い分」は、もうそれ以上傷つく経験をしないように、その観念や思い込みを守るため、役割を演じ続けるために、一生懸命に「心の言い分」を抑え込もうとします。しかし、インナーチャイルドに触れると、今まで抑えられてきた「心の言い分」の思いが湧き上がってきて、はっきりと見えてきます。わかることで、感情にも気づき自然に解放がはじまり出します。



でも、今まで「頭の言い分」がほんとうの自分だと思っていたので、「心の言い分」や感情を解放することは、わがままであったり、悪いことと思ってしまいやすいです。しかし、人間は感情の生き物ですから、人間にとって感情を感じることはとても自然なことで、生きている以上感情はなくならないのです。



人が生きづらさを感じたり、心のバランスを崩してしまうのは、感じた思いを素直に表現して流していくことが出来なかった時です。溜め込むことで、感情はふくらんでしまいます。その期間が長くなればなるほど、はじめはまだ穏やかな思いだったのが、強烈なマイナス感情へと変わっていくこともあります。



人によっては、自分の心の中には「悪」といえるようなものすごく醜い自分がいると思っている方もいますが、それは「悪」などでは決してなく、単なる今まで溜め込んできたストレスやネガティブな感情に過ぎません。これらを解放できずにずっと溜め続けると、最初は単なる「怒り」だったものが、どんどんと溜めることで「恨み」や「憎しみ」などのとてもドロドロとしたネガティブな感情になっていきます。



でも、元はといえば、「怒り」という感情なので、その「怒り」をその相手にぶつけなくともセッションの中で解放していくと、あれほど強くあった「恨み」や「憎しみ」の思いが消えてなくなってしまいます。




セッションでは、感情を解放していくと、滞っていたエネルギーが本来の流れを取り戻して、スムーズに流れはじめます。この安全に『感情を解放する』ということが、トラウマ統合療法の一つ目の目的です。


そして、二つ目の重要な目的は、客観的にその当時の深い感情がリアルに伝わってくることで、「自分自身のことが大嫌い」だったり、「自分にはまったく価値がない」と思っている人だとしても、ほんとうはそう感じていたんだと、自然に『自分自身を許して、受け入れて、愛していく』ことができることです。 



すなわち、簡単に説明すれば、

トラウマ統合療法とは、『ありのままの自分を愛して、ほんとうの自分自身を取り戻す』という作業です。



多くの人が「自分を好きです。ちゃんと愛していますよ」といわれますが、心の奥深くを見てもらうと、その人の好きなところは、物事がきちんと処理できたりするところである「出来る自分」であったり、人に優しかったり、手助けができるところである「役に立つ自分」であったり、「好かれる自分」であったりします。



この場合、「出来る自分」、「役に立つ自分」、「好かれる自分」は受け入れて認めているのですが、そうではない「出来ない自分」、「役に立たない自分」、「好かれない自分」は受け入れられずに嫌いでいます。



ということは、自分のいいと思っているところ(長所)を受け入れているだけで、悪いと思っているところ(短所)は受け入れて認めていないので、「ありのままそのままの自分を受け入れて愛していない」ということになります。



このような人たちは、ありのままの自分を見たくないので、出来る自分でいるために自分をゆるめることが出来ずに頑張り続けたり、見ないようにするためにいつもいつも忙しくして動いたり、ぼ〜っとして思考しないようにしたり、すぐに忘れたり、空想の世界を作ったりする場合もあります。



そして、うまくできない時には、「こんな自分はダメだという劣等感」や「自分が悪いという罪悪感」が出てきて、自分を責めたり、時には周りを責めたりします。そしてまた、外からの評価で自分を埋めようとする悪循環のパターンもはじまります。



こうやって、人間は無意識のうちに、様々な自分以外のもので心を埋めようとしています。



仕事で埋めようとする人もいます。

お金をたくさん持つことで埋めようとする人もいます。

地位とか名誉、肩書きで埋めようとする人もいます。

パートナーで埋めようとする人もいます。

自分の子供で埋めようとする人もいます。

ぺットで埋めようとする人もいます。

買い物をすることで埋めようとする人もいます。

食べることで埋めようとする人もいます。

お酒を飲むことで埋めようとする(忘れようとする)人もいます。

ギャンブルをすることで埋めようとする人もいます。

セックスで埋めようとする人もいます。



でも、いくら他の人、物、事から埋めようとしても、心の深いところはまったく埋まりません。埋まるどころか、逆にそれらがないとダメだと思いだし「依存」をはじめます。



自分が自分に向き合って、受け入れてあげて、存在を認めてあげなければ、ほんとうの意味での自分の居場所や自分の存在理由がなくなってしまいます。人間には、必ず安心と安らぎを感じられる居場所が必要です。それがない限り人間は安定しません。



『しあわせ』という感覚は、安心感がなければ感じることが出来ないものです。しあわせとは、安心感なのだと思います。



人間の最小単位は、個である個人ですから、まず自分が自分を大切にして安心して安らげる居場所を心の中につくれるとそれだけでしあわせになれます。そして、自分が安定して自分自身を大切にしている状態で、家族→友人→社会と周りとつながり周りを大切にしていくと、さらに安心感としあわせ感は大きくなります。そのような状態で関わることで、周りの人たちとの心のつながりも強くなっていきます。



人は、自分自身を扱うようにしか、周りの人を扱えません。ありのままの自分を受け入れ愛する人は、自分と同じように周りを受け入れ愛することができます。



私はどの宗教にもまったく関係していませんが、これが、イエス・キリストの言われた「自分を愛するように、隣人を愛しなさい」という言葉と同じものだと感じています。



トラウマ統合療法は、このような人間存在の根源的なところにアプローチし癒していきます。トラウマを解放し、本来持って生まれた純粋な自分自身と自分らしさを取り戻していくための大変に強力な根源的な変容をもたらす手法です。



セッションでは、人によって心の内に入っていくスピード・入り方はそれぞれなので、その人の状況と段階に応じて、私独自のやり方で様々な角度からトラウマの解放と癒しを行うサポートをさせていただきます。「子どもの頃のトラウマなどない」と言われる人も、イメージの中で今現在の自分自身からゆっくりと様々なアプローチをはじめてみると、根本原因は傷ついたインナーチャイルド(子どもの頃のトラウマ)に行き着きます。そして、そのチャイルドを癒すと必ず今現在のその人が驚くほど楽に変わっていきます。



インナーチャルドが癒されるとしっかりと今現在を生きることが出来るようになります。それは、今の自分が楽になり、自分自身の居場所がはっきりすると、もうどこにも逃げたり、依存したりする必要がなくなるからです。過去にも未来にも他の人にも・・・。



そして、今現在の人生が、今現在のあなた自身が、驚くほど楽に変わりはじめ、あなたの新しいほんとうの人生がはじまりますよ。






まず ありのままのあなた自身を 許して 認めて 愛してあげてください。

人は 自分を扱うようにしか 人を扱えません。

自分を扱うように、周りから扱われます。


自分を愛する人しか ほんとうに人を愛することはできません。

ほんとうの平和は そういう人がたくさん増えてくることで訪れます。


すべてのはじまりは まず 自分から あなたの足元から・・・。
 

                              

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