★しあわせの法則(トラウマ編)
 
自分の中のわくわくを感じてみても、「わくわくすることがあまり出てこない」、よ〜く自分の心の中を感じてみると、なんとなく「しあわせになれる感じがしない」、ほんとうは「しあわせになることを決心できていない」ということに気づく方がたくさんおられます。



わくわくすることが少なかったり、しあわせになれる感じがしない場合には、自分自身を大事に出来ず、ほんとうの感情を抑え込んで、周りに合わせてしまっている度合いが高い人です。周りを気にして自分自身をほったらかしにしてしまっているので、自分がほんとうは何がしたいのか、何が楽しいのかさえわかりにくくなります。



ここには、本人さえも気づいていないようなトラウマや観念が隠れている場合が多いのですが、こういった人の多くは子供の頃、家族間の機能があまりうまく果たせていないような家庭環境、家族関係の中で育っている場合がよく見受けられます。



家族間の機能がうまく果たせていない家庭を機能不全家族といいますが、簡単にいうとそれは、家族同士のつながりの薄い安心感を感じにくい家庭だといえます。



そういう意味では、ほんとうの意味で家族同士がつながって安心感に満たされている家庭はとても少ないのだと感じています。周りを見回しても、残念ながらほんとうに仲のいい夫婦を目にすることが少ないことからも、このことがうかがい知れます。



安心感が感じにくくなると人はそれと同時に、しあわせという感覚を感じにくくなってしまいます。



そしてまた、機能がうまく果たせていない家庭では親自体がトラウマを強く負っているので、家庭の機能がうまく果たせていないことが当たり前になっていたり、そのことが暗黙のうちに触れてはいけないことになったり、現状に気づき、認識するとつらいので感じないようにして、感じないことが普通になってしまうという場合もとてもたくさんあります。



小さな子供は純粋で繊細で、乳幼児期から自分の世話をしてくれている親に完全に心を開いていますから、親のちょっとした態度や言動でも、心が傷つきトラウマを負ってしまいます。本人は、そんなことは子供の頃のことなので、すっかり忘れていたり、大きくなるにしたがい「あの時はこんな状況だったから仕方なかったんだ。親も大変だったんだ」と、とりあえず頭で整理をつけて、現在にはなんの影響もないつもりでいます。



しかし、子供は親からの扱われ方で、「自分はこんな存在だ」と決め込んでしまいますので、心の奥底では、それが自分に対する思い込み、自己イメージとなって、自分を限定してしまう枠を作ってしまいます。



それは、「私はいい子にしていないといけない(人をよろこばせなければならない)」、「自分はダメな人間だ」、「どうせうまくいくわけがない」、「自分は人から好かれない」、「すべて自分が悪い」・・・等々の思いが子供の頃に感じていたそのままの状態でしっかりと残っていて、自分でも自分をそのような存在として扱うようになります。



このような状態でいると、いくら「成功したい」とか「しあわせになりたい」と頭で強く思う事が出来たとしても、心の奥から感情をともなって出ている思いは、劣等感、自己否定、罪悪感などから起因するものですから、それは自分がしあわせになることを自分に許していない状態なので、無意識のうちにも自分が楽になるような選択をしなくなって、自分で自分の足を引っ張ってしまい、物事がうまく行かず、しあわせになりにくくなってしまう(ならないようにしてしまう)のです。



あるいは、何事においても、途中までは順調にいっていても「なぜか、最後にはうまくいかなくなる」というパターンを何度も繰り返してしまうということもあります。



この思いがそれほど強くない人の場合でも、少しでもこういうインプットがされていると、自分が思うように人生が進まないという経験をするようになります。もうおわかりのように、ここでも自分からそのような選択をしてしまっているのです。



そして、何よりも自分を好きではないので、ほんとうの意味で心が安定せず、「さみしい」、「悲しい」、「孤独」などのネガティブな感情を感じて、埋まらない心を他の人や物で依存的に埋めようとしていきます。



これらの思いの一番底にある感情を簡潔に表現しますと、「愛してもらえなくて、とても悲しい」というものです。人間に共通する根源的なトラウマは、この子供の頃から蓄積された「愛されなくて悲しい」という感情です。そして、子供の頃にはこの感情を感じるとつらすぎて生きていけなくなるので、生存本能で感じないように色んな防御をはじめます。それにより、本来の自分からどんどん離れてしまい、ありのままの自分を生きられなくなってしまいます。これが人間の生きづらさの根本原因です。



子供の頃から、この悲しみをもう感じないように、認めないように、心に壁を作り、鎧をまとって心から感じるということを止め、頭を優先させて、とにかく出来るだけ無事に生きるために思考だけを使うようになります。また、心の内を見ないようにするために、心を何も感じないように麻痺(解離)させてしまう人もいます。



実は、世の中のほとんどの人が、この心の一番奥底に残している「愛されなくて悲しい」という感情の影響をずっと受け続けています。過剰に人に求める人、過剰にわかってもらおうとする人、あるいは、過剰に怒る人、過剰に正しさを求める人、過剰に安全を求める人、過剰に人を気にする人、過剰に出来る人になろうとする人等々・・・、何かに過剰に反応を示す人は、特に強くこの感情からの影響を受けている人です。



私のトラウマ心理学では、こう定義しています。『過剰に反応するところには、必ずトラウマが存在する』



私は人が終わったはずの過去からの影響を断ち切るためには、いつか最初の傷である「愛されなくて悲しい」やそこから出てきたネガティブな自己イメージや思い込み・観念に(安心・安全に)向き合っていくことが必要だと感じています。それこそがそこから逃れるための唯一の方法だと感じています。そしてその部分が癒されると、誰もが今まで味わったことがない生まれ直したような感覚で、生きることがとっても楽になります。



過去からの感情が解放されると、人生が驚くように変容していきますが、ただ、一つだけわかっておいてほしいことがあります。それは、親も愛情がなかったわけではないということです。世の中のほとんどの親は、子供への愛情をたくさん持っています。



だから、この文章を読んでいて親からもらえなかったものが根本の原因であることに気づかれたとしても、親を責めないで下さいね。ほんとうは、親もあなたと同じような環境で育ち、同じようなトラウマを抱えていることがほとんどですから。愛情はあるのですが、自分が愛情をもらっていないので、愛情の表現の仕方がわからなかっただけなのです。



焦点を当てるべきは、親に対してではなく、今現在に影響を与えている過去から処理されないまま残っているその時に感じた「感情」なのです。今現在にも残っている過去からの「感情」。それが、すべての原因です。



どの親にも確かに・・・。うまく表現出来なかっただけで、ほんとうは愛情がありました。そう思うと、トラウマとはなんと悲しいすれ違いなのでしょうか・・・・・・。



しかし、残念ながらこのトラウマは、処理していなければ、親から子へ、子から孫へと世代間を代々とつながって連鎖していってしまいます。


(ちなみに、子供への虐待的行為をしてしまうという方は、自分自身が親から同じ事をされていたという場合がほとんどです。自分で気づいている人もおられると思います。子供に対する愛情はあるのに、自分がされてイヤだったあの親の言動とまったく同じ事をしていることに・・・。人は、親からされたように自分を扱いはじめ、自分を扱うように人を扱います。



この連鎖は、自分を愛せないことから始まりますので、セラピーで、処理できていなかったその時の「感覚」と「感情(この場合にはまず「怒り」)」を癒すことができると、子供への対応がすぐに変わって、この連鎖はなくなってしまいます。子供への虐待をなくしたいと来られた人は、ほとんど1〜2回で虐待がなくなります)



ほんとうの意味でのしあわせになるためには、まず、トラウマに気づき、そしてそれを癒していくことがとても大切です。トラウマが癒された後には、自分自身に対するイメージがぐ〜んと上がり、なにものにも縛られることのない自分らしさが出てきて、心から「私はしあわせになる」、「自分の人生を歩む」と素直に思えるのです。心の底から決心をすることができるようになります。



法則のとおり、しっかり自分の心の奥底を満たして(リモコンを持って)、心から決心ができれば(チャンネルボタンを押せば)、あなたが望むしあわせな現実(番組)が目の前に繰り広げられます。

(セッションでは過去からのトラウマが癒されることにより、置かれていた周りからの苦しい環境が本人でさえ驚くほどのスピードで変わってしまうことがよくあります)




法則は、わかっていてもいなくても、地球上に住んでいる限り、すべてのものに分け隔てなく影響していきます。



当研究所では、あなたが、本来のしあわせを取りもどすお手伝いとして、トラウマ統合療法を取り入れています。トラウマを解消し、ありのままの自分を愛して自己限定を取り除くには、大変効果のある心理療法です。この手法は、人生を根源的に変革していきます。その人らしい本来の姿が自然に現れてきて、自分らしい本質的なしあわせを感じることができるようになりますよ。
※詳しくはトラウマ統合療法をご覧下さい。



そのためにはまず、『自分に向き合い、自分自身を知り、理解すること』・・・。すべては、そこから始まります。



「しあわせになりたい」、「自分らしく生きたい」と、一歩踏み出そうと思われている方はどうぞお気軽にご連絡ください。必ずお役に立てることを確信しています。







ホリスティック・セラピー研究所


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